SmartHRは昨年に引き続き、LGBTQ+をはじめとする多様な人権課題について考え、祝福し、つながる場である「Tokyo Pride 2026」に協賛しました。
Pride Festivalでは、来場者が「働く上で大切にしている価値観」を選び、言葉にする体験型ブース 「Pick Your Work Value, Bag Your Pride」 を出展。2日間で 1,000名以上の方にお立ち寄りいただきました。
加えて、社員・家族・友人を含む有志メンバーでPride Paradeにも参加し、事前の学びや準備、事後の交流まで含めて「イベントの熱量を日常の変化につなげる」取り組みを行いました。
本記事では、当日の様子と、そこで生まれた対話や学び、そして今後につなげたいことをお届けします。
Tokyo Prideへの協賛は、例外を作らない姿勢を体現するため
SmartHRのミッションは「well-working(労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる)」です。
誰もがその人らしく働ける社会をつくるには、SOGI(性的指向・性自認)を含む一人ひとりの多様性を知り、考えてゆくことが前提として含まれています。
Tokyo Prideへの協賛は、そうした姿勢を言葉だけでなく行動として示す機会でもあります。
社内外に向けて、私たちは、多様性を考えるにあたって、性別や年齢、国籍、障がいの有無などのバックグラウンドにかかわらず、組織のルール・機会をすべての社員に対して平等に適用し、特定の属性を持つ人だけを排除したり優遇したりしない(例外をつくらない)、ことを体現し、、同時に、社員一人ひとりが「自分らしく働くとは何か」を考え、日々の意思決定に持ち帰るきっかけをつくりたい。そんな思いで、今年も参加しました。
自分らしく働くことを考えるきっかけをつくるための「Pick Your Work Value, Bag Your Pride」
今年のSmartHRブースは、来場者の方が気軽に立ち寄って楽しめる体験を入口に、「自分らしく働く」とは何かを考えるきっかけをつくることを目指しました。

ブースタイトルは 「Pick Your Work Value, Bag Your Pride|キーワードを選んで、自分だけのトートをつくろう」です。
「働く上で大切にしている価値観」をキーワードにしたたくさんのアクリルキーホルダーのなかから来場者の方に好きなものをひとつ選んでトートバッグに付けてお渡しすることで、それぞれが大事にするものを再確認し、持ち歩くことで意識できることを目指しました。

2日間で、SmartHRブースには 1,000名以上の方にお立ち寄りいただきました。
キーワードが書かれたアクリルキーホルダーを選ぶ時間をとおして、自然と
「この言葉、いまの自分に必要かも」
「この価値観は、前の職場では言いづらかったな」
「仕事の場でも、こうありたいんだよね」
といった会話が生まれ、来場者のみなさんが自身にとって一番大切な言葉を見つける姿がとても印象的でした。
ブースでのその小さな体験が、来場者一人ひとりにとって「自分らしさ」や「働きやすさ」を考える入り口になっていたら嬉しいです。

人気キーワードTOP5!
happiness
love
smile
life work balance
trust

Pride Paradeを歩き、すべての人のあり方を尊重する姿勢を明らかにする
Tokyo Prideの目玉でもあるPride Paradeには、社員・家族・友人を含む有志メンバーで参加しました。
プライドパレードは、権利と尊厳を求めるアクションとして世界中に広がってきた歴史があります。私たちにとっても、ただ「参加する」だけでなく、意思をもって歩く時間になりました。
SmartHRがパレードに参加する理由は、大きく2つあります。
1つ目は、「SmartHRはLGBTQ+当事者だけでなくすべての人のあり方を尊重する(アライ)」 という意思表明。
偏見や不安から声を上げにくい状況が残る中で、企業として街を歩くことは、私たちがSmartHRで働くすべての社員の存在を尊重し肯定する姿勢を明らかにする力強いアクションになります。

2つ目は、「誰もがその人らしく働ける基盤(well-working)をつくる」 こと。
SmartHRがミッションとして掲げる「well-working(労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる)」の実現のためには、まず私たちが全社員にとって「自分らしくいていいんだ」と感じられる職場づくりを行うことが大前提です。それが日々の仕事の質を高め、チーム力の向上につながり、生み出すプロダクトによって社会全体を変えていくための基盤となることを目指しています。

イベント当日だけでなく「まなぶ・つくる・つながる」をとおして「日常」につなげる
今回の取り組みでは、当日だけで完結させず、事前・事後のイベントも用意しました。
まなぶ|「多様性を知ろう!」事前勉強会
Tokyo Prideに興味はあるけれど、まずは基本から知りたいというメンバーに向けて、事前勉強会を開催しました。
当日は、ノンバイナリーの社員によるリアルな実体験やこれまでの歩みをオープンに語るクロストークを中心に、セクシュアリティの基礎知識から日常のコミュニケーションにおける尊重のあり方までを紐解きました。
参加者からは「一人の『人』として向き合う大切さに気づけた」「過敏になりすぎず、フラットなリスペクトを持てばいいんだと思えた」といった声が寄せられ、教科書的な知識だけでは得られない、一人ひとりの心に深く響く有意義な時間となりました。
※本勉強会の様子は、こちらの記事をご覧ください↓
https://real.smarthr.co.jp/articles/event_0006
つくる|「Tシャツデコ」ワークショップ
パレード当日に着るお揃いのTシャツに、アクリルキーホールダーと同じデザインの多種多様なキーワードが書かれたモチーフを思い思いに彩るワークショップを実施しました。
「どんなキーワードがあるのか」「どの言葉が自分らしいか」と真剣に悩み、並べかたを試行錯誤する時間は、お互いの仕事への価値観やバックグラウンドを知る素敵なきっかけに。
作業が進むにつれて初対面の緊張も心地よく解け、会場は和気あいあいとした熱気に包まれました。
一人ひとりのこだわりと個性が爆発した色鮮やかなTシャツが次々と完成し、パレードへの期待感とチームの一体感が一気に高まる準備時間となりました。

つながる|Tokyo Pride参加者交流会
イベントの余韻が冷めやらぬなか、参加メンバーが一堂に会する交流会を開催しました!
それぞれの視点で感じた想いをフラットにシェアし合うことで、一体感がより深まる時間に。
なかなかオフィスで多様性について議論する機会はありませんが、パレード参加者同士ということもあり、対話を重ねるなかで、「このポジティブな体験をフックに、社内でもっと多様性に関するさまざまな対話を生み出していきたい」という想いが自発的に生まれるなど、単なるイベントの打ち上げにとどまらない、未来につながる有意義なひとときとなりました。
■ 参加者の声
子どもがSDGsに興味を持ち始め、どう伝えるか難しく考えていましたが、パレードを体験して『みんなが幸せであること』を教えればいいんだと思えました
他社の展示からも社会課題や各社の取り組みを学べる良い機会となりました。また、自社の参加がイベントに足を運ぶ大きなモチベーションにも繋がっています
同性婚や選択的夫婦別姓が認められない現状には、もどかしい思いもあります。だからこそ、イベントへの参加や日々の尊重あるコミュニケーションを積み重ねていく。それが大切なのだと改めて感じました
誰もが安心して働ける職場づくりを、これからも続けていくために
Tokyo Prideへの参加にあたって、イベントの熱量を「点」にせず、日常の「線」につなげることで、DEIBは一過性のものではなく、取り組み続けなければならないことだと感じてもらうことを目指しました。
SmartHRは今後も、多様性を尊重し、誰もが安心して働ける職場づくりを継続的な取り組みとして進めていきます。
今回ブースで来場者の方々と交わした言葉や、パレードで街を歩く時間で得た学びを、社内外のコミュニケーションだけでなく、制度や仕組み、会社の成長へとつなげることで、誰もがその人らしく働ける社会を生み出すことを目指します。
会場で出会ったみなさまをはじめ関わってくださったすべてのみなさま、本当にありがとうございました。

文/Tomari・Miranda
写真/SmartHR





