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SUMMIT 2026上期|半期MVP・COO部門 島田 悠司(しまだ ゆうじ)さん受賞インタビュー

2026年上期 SUMMIT -SmartHR AWARD-にて半期MVP・COO部門を受賞された島田 悠司さんに、受賞の経緯と活躍の理由をお伺いしました。

この記事に登場するメンバー

  • 事業戦略統括本部

    島田 悠司(しまだ ゆうじ)さん

    2023年6月

    入社

    誰に対しても誠実に向き合い、誰よりもたくさん学ぶ人でいたい

半期MVP・COO部門|受賞のポイント

「ポータル三兄弟」の勢いのある同時リリースと、圧倒的成果の創出をリード

  • メッセージ、汎用申請、AIアシスタントのGTMを成功させ、従業員ポータルの複数プロダクトの価値を同時に最大化

  • 「ポータル三兄弟」という覚えやすいブランディングでのインナーマーケで社内モメンタムを醸成

  • プレイヤーとしては、AIアシスタントや申請ナビゲーションの担当として各プロダクトの価値を最大化するGTMをやり切り、ヒット商品を創出

  • マネジメントとしては、組織を整え、チームメンバーの活躍を支援し、再現性・拡張性の高い状態を構築した

ヒット商品を生み出すには、まずは社内に魅力を知ってもらうところから

受賞の連絡をもらったときは、素直に嬉しかったです。

2025年は、従業員向けの機能である「従業員ポータル」を、本格的に事業化した一年でした。メッセージ機能、汎用申請、AIアシスタントといった主要機能をローンチし、新しい領域の立ち上げに向き合い続けた一年だったと思います。
今回の受賞を通じて、従業員ポータルがSmartHRの新しいヒット商品として、一定の事業インパクトを生み出せるという手応えを持てたことが、喜びにつながりました。

ただ、本心としては、今回の受賞は私個人というよりも、従業員ポータル領域全体を評価いただいたものだと感じています。
特にポータル領域の開発メンバーには強く感謝していますし、お客様の要望を開発部門に届け、お客様に積極的にご案内いただいたマーケティング、セールス、カスタマーサクセス、サポートチームをはじめとするビジネス領域の現場の皆さんがいたからこその成果だと、改めて強く感じています。

受賞の喜びを語る島田さん

今回の取り組みで特に意識していたのは、従業員ポータル領域の魅力を社内メンバーに知ってもらい、積極的にお客さまへ広めてもらえる状態をつくることでした。

SmartHRにはこれまで、労務とタレントマネジメントという大きな事業の柱がありました。そのなかで新しい領域のプロダクトを立ち上げていくには、既存プロダクトの存在感に埋もれず、社内で認知と期待感を高めることが重要だと考えていました。
そこで、社内向けにマーケティング活動を行うような意識で、ポータル領域に関する情報発信を重ねました。

メッセージ、汎用申請、AIアシスタントを「ポータル三兄弟」と打ち出し、まずは社内の皆さんに覚えてもらいやすくし、従業員ポータル領域への魅力や関心を高めていくことを目指しました。もしかすると発信量は多かったかもしれませんが、その積み重ねが従業員ポータル領域のモメンタム形成や良いスタートにつながったと思います。

「製販一体」の重要性を痛感。ビジネスと開発が一丸となった組織の頼もしさ

社内のモメンタム形成と並行して、マーケティングチームと共にお客様に向けた発信も強化しました。セールスやCSの皆さんと商談創出に関する取り組みも数多く実施し、初期フェーズから多くの商談につなげることができたと思います。

一方で、新規事業の立ち上げでは、実際に市場に出してみて初めて見えてくる課題も多くあります。
今回も、お客様からの反応や現場からのフィードバックを受け取りながら、売り方や伝え方、プロダクトそのものを同時に改善していく場面が続きました。

特にビジネス組織では、「新しいプロダクトがどうしたらより売れるか」を考え、さまざまな試行錯誤をしていただきました。Salesメンバーの数だけ工夫があり、現場で生まれたナレッジが相互にシェアされていたことが、とても印象に残っています。

初期フェーズではお客様からの質問も非常に多かったと思いますが、SPやCSの皆さんが即座にサポート体制を構築してくれました。
開発側でも、現場からのフィードバックを受けて、お客様の要望やご意見をできる限り早く解消できるよう、日々プロダクト改善を進めてくれるメンバーがいました。

こうした動きがあったからこそ、リリース前後の取り組みを全社で進めながら、素早く振り返りと改善を重ねることができました。
今年のキックオフで「製販一体」という言葉がありましたが、それをまさに痛感した一年でした。関わってくれたすべてのチームの皆さんが、本当に頼もしかったです。

受賞発表日の島田さん

誰に対しても誠実に向き合い、誰よりもたくさん学ぶ人でいたい

仕事をするうえで大切にしている価値観は、大きく2つあります。

1つ目は「Integrity」、つまり誠実であることです。
仕事では、さまざまな人と協業します。お互いの立場や所属によっては、完全には利害が一致しないこともありますし、多少の衝突が発生することもあります。組織で働く以上、そうした場面は自然に起こるものだと思っています。
だからこそ、連携や相談、意思決定をする際には、自分だけのエゴに偏りすぎていないか、相手の立場や目線でも考えられているかを大切にしています。
どうしても意思決定で迷ったときには、社内に対しても、お客様に対しても「誠実だと胸を張れるか」を最後の判断軸にしています。

2つ目は「Growth Mindset」です。
これは前職で大好きだった行動指針でもあります。変化の激しい時代においては「すべてを知っている人」よりも「すべてを学んでいく意識を持った人」が一番強い、という考え方が自分に深く刺さっています。
世の中には優秀な人がたくさんいるので、誰よりも仕事ができる人になるのは難しいかもしれません。それでも、「誰よりも学ぶ人」にはなれたらいいなと思っています。

自分だけで完結する仕事はない。周囲の力を借りて成果を何倍にも大きくしていく

私の役割はPMM(プロダクトマーケティングマネージャー)です。
PMMは、事業やプロダクトの企画から、マーケティング、営業促進、活用促進まで、プロダクトを中心に幅広く関わるポジションです。

裏を返すと、自分だけで仕事が完結することはほとんどありません。さまざまなステークホルダーの皆さんと協業して仕事をしていく場面ばかりです。
一個人としては、力不足を感じる場面も多くありますが、協業を通じた取り組みや施策が、個人の力だけでは実現できないインパクトやアウトカムを生むことがあります。
自分ひとりでは届かない成果を、周囲の力を借りながら何倍にも大きくしていく。その状態が、私にとって「成果を出す」ことなのだと思います。

この仕事をしていてよかったと思うのは、担当しているプロダクトが「お客様に求められている」「お客様の業務の課題解決につながった」と感じられる瞬間です。

開発チームにとっての仕事のやりがいは、やはりお客様に喜んでもらうことだと思います。その実感を糧にして、さらにプロダクト改善につなげていきたいです。

もう一つの大きなモチベーションは、SmartHRの社員の皆さんの役に立つことです。
プロダクトのアップデートや商談ナレッジの展開を通じて、ビジネスの現場の皆さんに喜んでもらえると、自分の仕事の意味を実感します。

自分自身をスクラップ&ビルドし続け、新たなイノベーションを起こす

PMMとして成果を出し続けるには、周囲と協業するだけでなく、自分自身のやり方も更新し続ける必要があると感じています。
特に、SmartHRのように急速に成長している組織では、これまでの成功パターンがそのまま通用し続けるとは限りません。

PMMとして日々さまざまな業務に向き合っていると、社会の変化やSmartHRの組織変化のなかで、これまで有効だったやり方がすぐに陳腐化したり、効果が薄れてきたりする場面も多くあります。
求められる役割が変わっていくなかでも、自分の考え方や進め方を柔軟に見直し続けることが重要です。引き続き、自分自身をスクラップ&ビルドしていきたいと思っています。

もちろん日々、力不足を感じたり、壁に当たったりすることも多くあります。
そういうときは、失敗や壁を「次の学びや成長のチャンス」だと意識的に捉えるようにしています。

一方で、うまくいかないことを無理に進めようとしても、難しいときもあります。物事には潮目や流れがあると割り切って、今すぐに一発で解決しようとしすぎないことも大切だと思っています。
川の流れに逆らって進もうとすると、どうしても負荷が大きくなります。でも、違うタイミングで向き合うと、流れに沿って解決できることもあります。
だからこそ、時には向き合いすぎないことも大事だと感じています。

繰り返しになりますが、そうした変化の多い環境で挑戦を続けられたのは、自分ひとりの力ではありません。
今回のSUMMIT受賞については、正直自分の力というよりも、チームや過去に仕込んできたものが、さまざまな幸運や多くの人のサポートによって成果として表れたものだと思っています。
良いプロダクトが生まれ、それをお客さまに届けていくには、開発組織とビジネス組織が一蓮托生であることが大切です。これまでの協力に心から感謝していますし、今後もさらに連携を密に進めていけたら嬉しいです。

SmartHRが切り開いた労務管理の市場において、年末調整の仕組みは本当に革新的な仕組みだったと思います。SmartHRがひとつのイノベーションを起こしたことは素晴らしいことです。
ここ数年でSmartHRは、労務、タレントマネジメントという大きな事業の柱に加えて、従業員ポータル、情シス領域と、新しい事業が次々と生まれています。

イノベーションを連続的に起こすことは、言うは易しで、決して簡単なことではありません。
それでも、今はまだ実現していない、本当の意味で社会を変えるような発明や革新的なイノベーションを、SmartHRのプロダクトを通じて生み出していきたいです。

島田さんについてもっと分かる「一問一答」

①普段、何で情報収集をしていますか?(本やアプリ、媒体などおすすめのもの)

元々、早く広く情報収集したりリサーチするのは得意だったのですが、AIに完全に代替される領域なので、アイデンティティを失う危機に直面しています😭

②座右の銘(好きな言葉)はありますか? 

サティア・ナデラが言っていたGrowth Mindsetの考え方で「『全てを知っている(Know-it-all)』人よりも、『全てを学んでいく(Learn-it-all)』意識を持った人が一番強い」という言葉

③未来の自分はどうなっていると思いますか? 

まったく想像がつかないのですが、何年経っても常にチャレンジし、学び続けている人ではありたいなと思います。

④行き詰まったときのリフレッシュ方法を教えてください

Bリーグ観戦

⑤ロジカルなタイプですか? それとも情熱的なタイプですか?

落ち着いている印象を持たれるのですが、事業やプロダクトにかける想いは人一倍強いと思います。

⑥一番仕事に集中できる場所は?

自宅です

⑦アイディアが浮かぶのはどんなときですか?

SmartHRと一見関係なさそうな他の分野や物事を、今の施策や事業に活かせないか? と考える中で閃くときは気持ち良いです。

⑧仕事をするときに欠かせないアイテムはありますか?

コーヒー

⑨考えをまとめるときは、ドキュメントで整理しますか? 図や絵で整理しますか?

基本はドキュメントで整理しますが、まずは自分なりの仮説や考えを色んな人に軽く話したり壁打ちしたりする中で、思考を深めたり、創発しながらアイディア自体を膨らませる前工程を大事にしています。

⑩仕事をしていて一番テンションが上がるのはどんなときですか?

関わっているプロダクトが、お客さんや社内メンバーに喜んでもらえるときは本当に嬉しく、励みになります。


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